ジャガイモのソラニンの症状と中和する方法とは

ジャガイモにはソラニンという天然毒素が含まれており、摂取すると食中毒症状を引き起こす危険性があります。



ここでは体に出る危害や中和する方法を紹介します。

まずはジャガイモにあるソラニンについて説明して、次に摂取した場合の症状と中和する方法を解説します。


ジャガイモのソラニンとは


ソラニンという成分はジャガイモに含まれている天然毒素の名前で、チャコニンという別の成分も含まれていて、二つをポテトアルカロイドと呼ばれています。

昔はソラニン類と同類の扱いをされていました。

ジャガイモを昔船で運搬している時に乗組員の人が芽の付いたものを食べて食中毒の症状を起こして「悪魔の植物」と呼ばれた事もありました。

実際に摂取し過ぎると死に至ります。

基本的にジャガイモの芽や緑色の皮に含まれており、日光や光がある所に置いていると急激に発生してしまうため保存する際は薄暗くて涼しい場所にします。

小さいサイズのものほど含有量が多いので食べないようにしましょう。

ソラニンを摂取しないためには皮や芽の周辺を厚めに削いで、食べる事が一番効果であり、皮を取っても緑色の物は全て毒なので食べないようにしましょう。

そうすれば基本的には大丈夫です。


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ソラニンで食中毒症状!?


皆さんは覚えていると思いますが「地下鉄サリン事件」というサリンという猛毒による事件が起こりましたがソラニンはこの毒に非常に近いです。

ですが、少量食べても食中毒症状は出ないので安心してください。

ジャガイモの芽や緑色の皮をを食べて食中毒症状が出るのは20~数時間の間であり、主に嘔吐、下痢、胃の荒れ、頭痛、食欲不振などが出ます。

下痢は数日間続く事が多いようですが、自然に回復します。

通常は症状が発症して2~3時間後に興奮作用、幻覚、眠気、発熱、体の痙攣などが出てきて、7~24時後に先ほどの頭痛などの症状が現れます。

しかし、排泄される24時間後には改善に向かっていきます。

基本的にジャガイモのソラニンの影響を受けないようにする薬は現在ないので、やはり日頃から気を付ける事が大切です。

体重50㎏の大人で150~200mgのソラニンで症状が現れます。

子供は10分の一の量で影響を受けるのが特徴で、ジャガイモ1個で症状が出るため特に注意が必要であり、倍近い分量を取ると死の危険が出てきます。


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ソラニンを中和する方法


ジャガイモのソラニンを中和するには加熱して火を通すのでは効果がなく、火に強い性質を持つ食べ物なのでこの考え方は正しくありません。

熱湯でボイルしたり、170℃以上の油で揚げると中和する事が出来ます。

なので、肉じゃがやフライドポテトなどが良いのですが、基本的には芽や緑色の皮をきちんと取っていれば問題ありません。

食中毒の症状が出たら安静にする事を心掛けてください。

対処方法としては下痢や嘔吐が酷い場合だと食事を取ると逆に悪化してしまうので、そうならないために食べたくても控えましょう。

下痢と嘔吐で水分不足になる事があるので小まめに水を取りましょう。

先ほど紹介したソラニンを中和する方法でも完璧に取り除く事が出来ないため、やはり芽と緑色の皮は取る事に集中しましょう。

以上でじゃがいもの話を終わります。

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2 Responses to “ジャガイモのソラニンの症状と中和する方法とは”

  1. なんだかな より:

    じゃかいも好きですが、食べた後だるくなります、もちろん芽や緑の所は取り除いてます、そして茹でたりして食べた2,3時間後くらいにだるくなります、調理をする前に水にしばらくさらしてアク抜きをすると大丈夫でした、ここにはアク抜きに関することが書かれていませんね、じゃかいものアクとはいったいなんなんでしょうか? ポテトアルカロイドの残党なんでしょうか…

    • nakasimayuuta より:

      なんだかなさん質問の回答をします。

      じゃがいもは害虫に食べられないためにえぐみ成分を含んでおり、それが原因です。

      アク抜きには皮を削いだじゃがいもを水の中に浸けるとえぐみが消えます。

      回答は以上です。

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